この情報は実際のハローワークに出てた求人票の情報を大体そのまま載せてます。
ここまでは、見ていただいた通りの情報で、分からない所も余り無いと思います。でも、「2つ」説明しておきます。
この求人票には当てはまらないですが、「年齢」の所がもし「不問」になっていれば、会社側は経験者を求めている可能性がかなり高いです。
あと、「省令3号のイ」と年齢の欄にありますが、どういう意味かと言うと「企業側が求人・採用する場合には原則年齢制限をすることが禁止されているなかで、例外的に年齢制限を行うことが認められる」という意味です。なので年齢が35歳以下って指定してきてるでしょ?
ここの情報は労働者にとって一番大切ですので、細かく紹介してきますね。
まず、給料が200,000〜250,000円と幅がありますが、保険料や年金を引く前の金額で、手取りではないです。 そして、金額の幅は働く人の前職や能力によって変わります。
なので、この場合手取りは最低給与の200,000円から保険料等の諸々の経費を引いた額と思っておいた方がいいです。そうじゃないと「思っていたより少ないよ?」となって、余計な精神的ダメージを食らう可能性があります。
「定期的に支払われる手当」は、必ず支払われる手当で食事手当、被服手当などがあります。
「その他の手当等付記事項」は、扶養手当、歩合給など、個人の事情で額が変わる手当てです。なので毎月貰える額は基本給+定期的に支払われる手当だと思っておいてください。
次は「賞与」の事ですが、いわゆるボーナスの事です。一般的に大企業なら2.5ヶ月分の給与、中小企業なら1ヶ月分の給与と言われています。
次は「保険」の事です。あらかたこのサイトで紹介してるので確認してみてください。紹介してない制度を説明します。
「雇用」は雇用保険の事です。「財形」は、一般財形、財形住宅、財形年金の3種類があり、給料から天引きされてそれを貯蓄するってものです。 あと、貯めたお金を使う際には上長の許可が要るので、結構貯まりやすいかもしれませんね。
退職金制度と退職金共済の違いですが、基本的に違いはありませんが、「退職金制度」の方は自社でお金を運用してるので業績悪化や倒産で退職金の額が減額される事があります。「退職金共済」は退職金のお金を自社ではなく、他の会社が運用しているので何かあっても退職金が守られます。
あとは、結構知られてない「週休二日制」と「完全週休二日制」の事を紹介しておきます。
例を挙げると、一ヶ月は「4週間」ありますよね? で、「完全週休二日制」は第1週・第2週・第3週・第4週それぞれに必ず2日間の休みがあるって状態です。
第1週の休み→土・日休み「週休二日制」は、第1週・第2週・第3週・第4週とあって、一ヶ月の内にどこかの週に2日間の休みが1回でもあればいいって状態です。
第1週の休み→日曜のみ
第2週の休み→土・日休み
第3週の休み→日曜のみ
第4週の休み→日曜のみ
ただ、今回の求人は週休二日制なのに「毎週」と記載があるので、どっちやねん?、と思いました。こういう場合は会社の面接時や人事に確認して見てください。
この求人は労働組合は「なし」になってますが、今の時代ではそんなに珍しい事ではありません。もし、労働組合があっても頼りにならない場合もあるので、その時にはユニオン(合同労働組合・合同労組)に相談してみましょう。
「勤務延長」「再雇用」いずれも定年到達者の雇用を延長、継続する制度ですが、労働法規で定義が決められているわけではありません。一般には、「勤務延長」が、定年到達者を退職させることなく引き続き雇用するのに対し、「再雇用」は雇用を一旦中断し、その翌日に、再び雇用するものとして区別されています。雇用関係の中断の有無がポイントです。
「勤務延長」は、正社員のまま雇用され続け、「再雇用」は契約社員やパートなどの待遇になることが多いです。
あと、育児休業や介護休業の実績が全部「なし」になっていると、少し気を付けたほうがいいと思います。要は休暇が取れない・取りづらい環境である可能性があるからです。年間休日の一般的な取得ラインは「120日」なので、この求人は大丈夫ですね。余りに日数が下回る求人は注意です!
選考パータンの多くは、書類選考→面接の順番ですね。ここの項目は見ての通りですね。筆記試験の有り・無しや、書類選考の有り・無しなどはハローワークの職員が企業に確認してくれます。
紹介して来たように求人票には沢山の情報が載っていますので、しっかり確認し応募して行ってください。勿論、載っている事と違う場合は毅然とした態度で会社に言うか、言いにくい場合はお住まいお近くのハローワークに相談してみてください。ハローワークから応募した求人以外の相談でも問題ないです。
僕が以前、留学手配を行う会社にインターンで短期間行っていた時の事です。いつもの様に働いていると正社員希望の若い女性の方が面接にやってきました。そこで、仕事内容や給与の条件や各種保険の説明を社長兼面接者の方が行ってました。
そこで社長からの「ある一言」にびっくり仰天しました!
ウチは正社員で雇うけど、ノルマをクリアしないとその間は試用期間として雇うから、その間は自分で国民保険と国民年金に加入してくださいね。ノルマをクリアして試用期間を抜けたらウチの社会保険に加入してもらいます。
これはもちろんダメ!、フルタイムで雇うなら当然社会保険(国保と年金含まれる)に加入させなければいけないです。その他にも従業員の方に対して、「お前はバカの天才だな?」「(圧力をグイグイ掛けながら)この場面で俺より声が小さいのはダメ!」などなど明らかに暴言と取れる言葉を連発してました。
インターン期間の最後の方に、社長夫妻で出張と言う名のバカンスでアメリカに行く事もあり、夫妻から従業員達に「残っている社員達で暫く仕事を回してね。売り上げ低かったら罰ゲームね」と、もうやりたい放題でした。この場合は夫婦のどっちかが残らないと下の人達に示しが付かんだろ?
ちなみに従業員は全部で5人で、社長夫妻以外は僕と歳が変わらん位の人達なんですよ。あれは可哀想でしたね。まさにゴリゴリのブラック企業でしたね。
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