うつ病は国民病です!

うつ病ってどんな病気?

「昔、結核。今、うつ病」と言われるほど現代日本人にはポピュラーな病気で、今やうつ病の人々は100万人程居ると言われています。となると、予備軍を含めるとかなりの数になり、常に僕達の背後で命を取ろうと待ち構えています。

現代社会はストレス社会です。会社の事・家庭の事・人間関係・未来や過去の事・健康の事、、、、まあ、大概何をしててもストレスに晒されます。それらを一身に受けて僕達は生きていかなければなりません。多少は無理もしますし、出来ますが人間の心身には限界があります。うつ病の内容は下記の通りです。

眠れない、食欲がない、一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといったことが続いている場合、うつ病の可能性があります。うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスが重なることなど、様々な理由から脳の機能障害が起きている状態です。

うつ病のサイン・症状

うつ病と診断するめやすとして、次のような症状のうちいくつかが2週間以上ずっと続く、というものがあります。ひとつひとつの症状は誰もが感じるような気分ですが、それが一日中ほぼ絶え間なく感じられ、長い期間続くようであれば、もしかしたらうつ病のサインかもしれません。

  • 抑うつ気分((ゆう)うつ、気分が重い)
  • 何をしても楽しくない、何にも興味がわかない
  • 疲れているのに眠れない、一日中ねむい、いつもよりかなり早く目覚める
  • イライラして、何かにせき立てられているようで落ち着かない
  • 悪いことをしたように感じて自分を責める、自分には価値がないと感じる
  • 思考力が落ちる
  • 死にたくなる

上記の内容はあくまでも目安ですので、当てはまるからといって必ずうつ病とは限りません。まあ、とは言っても少しでも気になるのであれば早めに精神科や心療内科、地元の保健所や精神保健福祉センターの相談窓口を利用するなどしましょう。

逆行するが気になった話がある

「気になったら直ぐに病院に行け」と書きましたが、少し前に読んだ本の中でうつ病の事で気になったことがあるんです。 「うつ病は心のかぜ」と言うわれるようになり、昔に比べると受診に際しての精神的なハードルも下がり受診しやすくなったと思います。

その事はいいんですが、受診する人が増えだしてから処方する薬が変わって来た、、、とその本には記載してありました。「SSRI」という薬で主に4種類あって、フルボキサミン・パロキセチン・セルトラリン・エスシタロプラムというものです。

僕は医者じゃないのであんまり適当な事は書けませんが、このSSRIは薬なので当然副作用があります。その副作用が厄介でして、昔処方してた薬は精神では無く肉体に副作用が出ていた様なんですが、SSRIは精神にくるらしんです。

なので、うつ病には効いても他の面でガタが出てきてしまい、それを抑える為にまた病院に行くという悪循環。おまけに院内処方してる所ならそれでグルグル一人の患者で「廻せる」ので儲かるって仕組みです。

まあ、これは話半分位に見ておいてくれればいいですが、あんまり医者と薬を信用し過ぎるのもどうかな?って意見です。

セロトニンが鍵だ!

セロトニンとは、簡単に言うと「人の気分を左右する脳内物質」です。これが常に一定以上分泌されていれば、アゲアゲで生きていける訳です。分かりやすい例だと、南国の人って明るいイメージがあると思います。それは、一年を通して太陽が雲に覆われずに出ており、日光を浴びる事によりセロトニンが人体の中で生成されるからです。逆に空がずっと雲に覆われている国の人々は、やや暗い印象がありませんか?

薬の役割は大きく2つ。①セロトニンを生成しやすくする。②セロトニンを体に吸収させにくくし、出来るだけ留めようとする。です。

なので、日常的にセロトニンを出せるような暮らしをしていけば、お金も掛からないし、副作用もないって訳です。

日常生活で出来る事は?

基本的な所は、睡眠をしっかりとる・3食しっかり食べる、しっかり噛む(カップ麺などのジャンクフードは出来るだけ避ける)・ウォーキングなど軽い運動をする・日光を浴びるですね。

生活状況によっては難しいかもしれませんが、どれか一つだけでもきっちり実行する事が出来れば気分が変わって来るかもしれません。 その時はきっとセロトニンが分泌されていると思います。

inserted by FC2 system