続・年金制度について

2015年07月20日

老齢年金とは?

崩壊している詐欺制度の年金。やっと年金を貰える様になったはイイが、いくつか年金の種類があるんですか?

老齢年金とは?

老齢年金の概要

・老齢年金とは、原則65歳から一生涯もらえる年金で、加入している年金により「老齢基礎年金(国民年金)」、「老齢厚生年金(厚生年金)」、「退職共済年金(共済年金)」の3つに分かれる。
・2015年10月から、「退職共済年金」は「老齢厚生年金」に統一される。

老齢基礎年金とは?

受給の条件

・国民年金の保険料を納めた期間が25年以上。

受給開始年齢

・原則として65歳から受給することができる。

受給額

・20〜60歳の40年間保険料を納めた場合、月額6万4400円(2014年度)

繰り上げ受給

・60歳から65歳の人も、希望すれば繰り上げて受けることができる。
・1ヶ月繰り上げるごとに受給額の0.5%が減額され、その減額率は一生続く。例えば、60歳から受給すると、一生涯30%減の受給になる。

繰り下げ受給

・老齢基礎年金は、希望すれば66歳から70歳に繰り下げて受給することもできる。
・1ヶ月繰り下げるごとに受給額は0.7%増額され、一生涯その増額率で支給される。例えば、70歳から受給を始めると、一生涯42%増で受給できる。

老齢厚生年金とは?

受給の条件

・国民年金の保険料を納めた期間が25年間以上。
・厚生年金の保険料を1ヶ月以上納めていること(ただし65歳未満で受給するときは1年以上)

受給開始年齢

・生年月日によって変わる。
・1961年4月2日以降生まれの男性、1966年4月2日以降生まれの女性は、65歳から受給する。

受給額

・「老齢厚生年金」の受給額は加入期間と給与額によって異なる。ちなみに2012年度末の平均受給月額は約15万1000円。
・「老齢厚生年金」は「老齢基礎年金」とセットで受給するので、合計の月額は約22万円になる。