年金制度について

国民年金制度

国民年金と言えば2007年に起きた「消えた年金問題」や、最近あった年金機構の情報流出問題など、、、国民を舐め倒してる悪しき制度ですね。はっきり言って国家ぐるみの「詐欺」以外の何者でもありません。しかも、この制度ってそもそも昔に戦争の資金を集める為に出来たものなんですよ。

給付年齢の引き上げをどんどん行い国は、「支給の逃げ切り」を図っており、この先の時代貰える人も少なくなって行くと思いますが、現状まだ制度としてあるので、紹介しておきます。

国民年金とは?
制度の概要
・日本の公的年金で、日本に住む20歳以上60歳未満のすべての人が加入する。
・原則65歳以上になると「老齢基礎年金」が、障害を負うと「障害基礎年金」が、被保険者が死亡すると遺族に対して「遺族基礎年金」が、それぞれ支給される。
被保険者
・加入者の事を被保険者といい、第1号、第2号、第3号の3つに分類される。
・第1号被保険者は、自営業、学生、フリーター、無職の人など。
・第2号被保険者は、厚生年金に加入している会社員、共済年金に加入している公務員など。
・第3号被保険者は、第2号被保険者に扶養されている配偶者で、20歳以上60歳未満の人。ただし、年間収入に制限がある。
 
年間保険料は?
保険料と納付方法
・第1号被保険者は、自分で納める。2014年度の保険料は1ヶ月1万5250円。
・第2被保険者の保険料は厚生年金保険料に含まれていて、給与から天引きされる。
・第3被保険者の保険料は、配偶者が加入する年金制度が負担するので、自分で納めなくていい。
保険料の免除・猶予
・経済的な理由で保険料を納めることが難しいときは、未納のまま放置しないで役所で手続きしよう。保険料の納付が免除される制度がある。
・免除制度には、前年の所得に応じて、全額免除、4分の3免除、半額免除、4分の1免除がある。
・学生や30歳未満の若年層は納付猶予制度がある。
・免除や猶予になった期間も年金の受給資格期間(25年間)には算入される。
・ただし、年金額を計算するときは、保険料免除は保険料を納めたときの2分の1になる。
・受給する年金額を増やすには、免除や納付猶予になった保険料を後から納める。
 
年金の給付は?
受給の条件
・「老齢基礎年金」を受給するには、原則として25年間以上、保険料を納めることが必要。
・「障害基礎年金」「遺族基礎年金」は、保険料納付済期間(免除期間を含む)が、被保険者期間の3分の2以上あることが必要。
受給の年齢
・「老齢基礎年金」は原則として65歳から受給することが出来る。
・「老齢基礎年金」は、希望すれば60歳から65歳になるまでの間でも繰り上げて受けることができる。ただし、支給額が減額され、その減額率は一生変わらない。
・希望すれば66歳から70歳に繰り下げて受給することも出来る。その場合、支給額が増額され、その増額率は一生変わらない。
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