医療保険について

社会保険制度

医療保険とは何か?、とい仕組みを知り、どのようなものであるかの知識を身につけましょう。

医療保険は社会保険の一種!!
制度の構成と位置づけ
・公的保険制度は「社会保険」と「労働保険」から成り立っており、社会保険とは医療保険、年金保険、介護保険、高齢者保険が含まれる。
・一方、労働保険とは労災保険、雇用保険が含まれる。
・医療保険は人々の生活を保護するために療養給付や手当金などを支給する制度である。
 
全ての国民は加入が必要?
医療保険の目的
・医療保険は、1961(昭和36)年の国民皆保険制度によって、国民は必ず、いずれかの医療保険に入っていることが原則となっている。
国民皆保険制度の特徴
・国民皆保険制度には、医療機関を自由に選ぶことができ、安い医療費で高度な医療が受けられるなどの特色がある。
・病気やケガの治療費は、全額自己負担だと高額になるが、公的医療保険に加入していれば、支払いは(69歳までは3割、2014年4月1日以降新たに70歳に達する人は2割、既に70歳になっている人は1割が自己負担)のみで済む。
 
医療保険にはどういうものがある?
3つのタイプに区分
・医療保険を大きく分けると、職域を基本とした被用者保険と、居住している地域(市区町村)を基にした国民健康保険、年齢で区分された後期高齢者医療制度の3タイプがある。
 
仕組みはどうなっている?
医療保険制度の概要
・医療保険は、保険に加入している被保険者が、毎月一定の金額を保険料として保険者(医療保険を運営する組織)に支払い、医療サービスを受けるというものだ。
医療保険の仕組み
・費用の一部は患者が負担金として医療機関に直接支払うが、その大半は医療機関から保険者(医療保険を運営する組織)に請求することになる。
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